吹くスタッフです。メリークリスマス！
私も自分へのプレゼントってことでついにバージョンアップ版を購入しましたよ。

さて前回予告しましたように、楽譜の整形(Proのみ)で具体的にはどのようになるのかを説明してみましょう。
例としてサンプルの「Summertime.sdx」を使います。
ト音の楽譜をヘ音にし、その後１オクターブ移調してみました。
手順としてはいろいろな方法があり、それによって結果も異なりますが、例えばこんな感じになります。



この後、「拡張機能」メニュー、「楽譜の整形」を行うと、以下のようになります。



この状態になれば楽器演奏に使う場合の問題点はかなり解消されていますよね。
もちろん、場所によっては更に位置調整したい部分もあるでしょうが、その修正も「楽譜の整形」なしで全て行うよりは格段に少なくなるはずです。

なお、今回は動作をわかりやすくするために位置が大きくずれた状態を作ってみましたが、移調機能の「符尾の向きを自動的に調整する」オプションによって、もう少しきれいな状態にすることはできます。
しかし、「楽譜の整形」(Proのみ)機能は「移調」以外の、他の楽譜編集による位置ずれの調整にも使えるということなんです。

皆さんもバージョンアップの申し込みはお早めに。