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2009年10月05日

スペーシングルールを見直してみよう 番外編

うた屋です。

先月末の日曜日は浜松市民合唱祭で阿波踊りとソーラン節をやりました。いやあ、三善先生の曲はやっぱりいいです。(難しさも改めて実感...)

さて、スペーシングルールの話題を続けようと思ったのですが、Proじゃない人はどうしたらいいの?という質問もありましたので、今回はスペーシングルールを使わないでキレイに配置するコツをご紹介しましょう。
前回もお話ししたように、記号が重なったりするのは基本的には詰めすぎが原因です。段落ロックされている場合、限られた段落の幅の中にたくさんの音符や臨時記号を詰め込もうとすると重なりが発生しやすくなります。

ということは、段落の幅を広くすればいい・・・のですが、ページサイズは印刷のためにA4などにしていることがほとんどでしょう。

ではどうしたらいいか?実はProじゃなくても簡単にスペーシングの余裕を生み出す方法があります。

それは五線の高さを小さくすることです。

標準のテンプレートの五線の高さは7.2mmに設定してあります。市販の印刷楽譜に比べると結構高めです。一度手元の楽譜の五線の高さをものさしで測ってみてください。



ちょっと低くするだけで(例えば0.5mm程度)、すっきりした楽譜になることがありますので、ぜひお試しください。


ご意見お待ちしております
Posted by スコメスタイルスタッフ at 14:00 │美しい楽譜を書こう