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2020年07月09日

認識ナビがさらに便利に その2

吹くスタッフです。

前回、たたくスタッフが、スコメZEROの最新版(12.0.078)に搭載された、認識ナビの新機能についてお伝えしました。

たたくスタッフによると、「認識ナビなしでは楽譜認識できないくらい依存しちゃってます」とのことですが、実は吹くスタッフも依存しちゃってますface05

今回は、私がこれなしでは認識できないと感じる「認識ナビ」の機能として、あえて前回と同じ機能をもう一度お伝えしようと思います。

その機能はもちろん、
「直前の段落に合わせる」機能です。


前回たたくスタッフが、冬景色の大譜表が単独譜になっている箇所の修正にこの機能を使いましたが、「直前の段落に合わせる」機能は、パートの割り当ての修正にも使えるのです。

例として、全ての段落のパート数が同じで、パート構成も変化しない楽譜を登録してみます。
「パート構成」ステップに進み、最初の段落で各パートのパートテンプレートを正しく設定しておきます。

次の段落をチェックしてみると、最初の段落で「12:Bass Clarinet」と設定されているパートが、次の段落では「13:Clarinet3」になってしまっています。


この状態のままステップを進んで認識してしまうと、別のパートとして認識されてしまいますので、「パート構成」ステップで、2段落目以降も同じパート構成になるようにちゃんと修正しておく必要があります。


ここで、「直前の段落に合わせる」機能が使えますface02


「認識ナビ」がオンになっていれば、


直前の段落とパートの割り当てが異なる箇所が指摘され、


その段落が赤い矩形で表示されます。


そして、「認識ナビ」の、「直前の段落に合わせる」ボタンを押せば、


直前の段落と同じパート構成に修正され、最初の段落と同じ「12:Bass Clarinet」に設定されます。



これまでは、1つ1つ間違いがないか確認して修正していかなければいけませんでしたので、この新機能で作業がとても簡単になりましたねicon12


「認識ナビ」の、この他の強化された点についてはまた次回に。face01

ご意見お待ちしております
Posted by スコメスタイルスタッフ at 10:00 │スコメZEROの新機能