うた屋です。
先日、とある依頼でシューマンの「詩人の恋」全曲をスコメで作りました。いわずと知れた、ドイツ歌曲の名作です。

各曲の冒頭にはたいてい速度標語が書かれています。この楽譜の場合、当然速度標語はドイツ語で書かれています。Langsamとか、Schnellとか・・・

ここで、FX Proの発想標語を自由に作成できるという機能が大活躍します。

Langsam(ラングザーム)の場合、音楽辞典などを引くと「遅く」という意味になっていますね。発想標語パレットから、意味の近いLentを選択して[新規]ボタンをクリック。テキストを"Langsam"にして、演奏方法でテンポを設定して貼りつけるだけです。これで、いつでもパレットからLangsamを選択することができるようになります。

演奏を聴いてテンポが気に入らなければ、あとからプロパティで調整すればOK。

同じやりかたで、フランス語のAnimé(「速く」の意味、éはAltキーを押したまま233とタイプ)なんかもこの方法で実現できます。

あっ
もちろん日本語で「のどかな日曜日の朝の気分で」とか「出勤前のあわただしさで」とかも作れますよ。