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意美音

2016年10月20日

スキャナのセンサー

吹くスタッフです。
前回と同じ書き出しですが、みなさん。スキャナはどのようなものをお使いでしょうか。
楽譜をスキャンするためのスキャナとしては、プリンタと一体になった複合機や、単体としてのスキャナがあります。
単体のスキャナには、比較的安価で薄型のものと、複合機並みに大きいものがありますが、この違いは使われているセンサーによるものです。

薄型のものはCISタイプのセンサー、大型のものはCCDタイプのセンサーが使われている場合が多いです。

CISタイプのセンサーは、センサーの構造がシンプルなため、小型なスキャナにすることができます。
複合機にも、同じ理由で多くの場合CISタイプのセンサーが使われています。

このセンサーの違いにより、注意すべき箇所がちょっと変わってきます。
複合機や薄型スキャナに使われているCISタイプのセンサーは、構造上、スキャナのガラス面から対象が離れるとピントが合わず、凹凸のある原稿には向かないとされています。

ということは、楽譜の綴じ部の影が出ないように、楽譜を押し付けようとし過ぎて、楽譜の部分がガラス面から浮いてしまったりすると、


CCDタイプの場合はさほど変化はありませんが、


CISタイプの場合はこんなにぼやけてしまいますicon10


これでは認識率も低下してしまいますね。

CISタイプのスキャナの場合は、楽譜がスキャナのガラス面から浮き上がらないように注意してくださいねface01

ご意見お待ちしております
Posted by スコメスタイルスタッフ at 11:00 │認識率アップ大作戦