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2013年05月30日

自動伴奏スタイルの選択

吹くスタッフです。
スコアメーカーは、楽譜に書かれたコードネームをOCRで読み取り、指定した演奏スタイルで伴奏することができます。
前回、コードネーム自動書式で、複雑なテンションなどが消えてしまう場合の対処法を書きましたが、これは、
自動伴奏できるコードネームに自動書式されているためなんです。

コードネームを自動伴奏させるためには、「ファイル」メニュー、「楽譜の設定」、「全般」、「演奏情報」で、「自動伴奏する」にチェックを入れ、「伴奏スタイルの選択」で出てくる、「伴奏スタイルの選択」ダイアログボックスでスタイルを選びます。



このダイアログボックスの使い方は、これまであまり説明したことがありませんので、説明しておきましょう。


スタイルを選択する時に、音が鳴っては困る場合は、下の方、「試聴する」のチェックを外してください。

そのとなり、「楽譜のテンポで」、「既定のテンポで」の意味ですが、「既定のテンポ」とは、伴奏スタイルが想定しているテンポということです。(一番右の欄のテンポです)
「既定のテンポで」にしておけば、伴奏スタイル自体の雰囲気がわかりやすくなります。icon12
また、「楽譜のテンポで」にしておけば、その伴奏スタイルを楽譜に貼ったらどのような雰囲気になるかがわかりやすくなります。icon12


このようにして伴奏スタイルを選択するのですが、数が多いので探しにくい場合があるかもしれません。icon10

これにある程度対応するために、並び替え機能があります。icon01

一番上の、「スタイル名」、「拍子」、「テンポ」をクリックすると、クリックの度に昇順、降順に並び変わります。

これで、たとえば、「テンポ」をクリックして、数字の小さいスタイルから探せば、「テンポがゆっくりした曲に合う伴奏スタイルを探す」ことになります。icon12

並びを元に戻すには、「伴奏スタイルの選択」ダイアログボックスをいったん閉じてください。


伴奏スタイルは、このように楽譜の設定で選んでも良いですが、貼り付けたコードネームに直接指定することもできます。icon01

コードネームを選択し、「プロパティウィンドウ」で、「伴奏スタイル」や、「バリエーション」を変更します。
・・・ということは、曲の途中で全く違う伴奏スタイルにできるということですね。face02

「ドラムのみ演奏」も自動伴奏の機能です。これについてはこちらをご参照ください。

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Posted by スコメスタイルスタッフ at 11:00 │Tips集