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2013年03月14日

ギターのハーモニクス

どうやら、ホワイトデーもメレンゲを焼くことになりそうな、
たたくスタッフですicon10

前回は、ギターの楽譜はパートのキーを「-12」しましょうというお話でしたが、今回は、ハーモニクスの入力方法についてご紹介します。
パートのプロパティ
パートのプロパティでキーを「-12」、音色を「ナイロンギター1」に設定して、2分音符で6弦開放のEを4つ入力します。
演奏すると、6弦開放のEが4回鳴りますね。

音色記号で「アコースティックギターハーモニクス」(※スコメ9以降の拡張波形では「アコースティックギターストリングスラップ」)を選択して2つ目の音符の前に貼って演奏すると、2つ目以降は12フレットを軽く押さえたときのハーモニクス(1オクターブ上)が鳴ります。
ハーモニクスの例
通常の音色に戻したいときは、音色記号で「ナイロンギター1」を貼ればいいのですが、その都度音色記号を貼るのは面倒だし、楽譜がごちゃごちゃしますよねicon11

そんなときは声部をうまく利用しましょうicon01
「アコースティックギターハーモニクス」(※スコメ9以降の拡張波形では「アコースティックギターストリングスラップ」)の音色記号を選択して、プロパティで「声部」を「声部1」に設定します。そして2つ目の音符を選択して、声部を「声部1」に設定して演奏すると、2つ目の音符のみハーモニクスの音色で鳴りますface08

後は、2つ目の音符の符頭を「菱形」にして、音色記号をマスクすれば、1オクターブ上のハーモニクスは完成ですicon22

1オクターブ上以外のハーモニクスは、記譜用の音符とは別に、演奏用の音符を声部1で入力します。
記譜用の音符の符頭を「菱形」、発音を「しない」に設定して、演奏用の音符をマスクすることで、1オクターブ上以外のハーモニクスも完成ですface02
声部を利用したハーモニクスの例

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Posted by スコメスタイルスタッフ at 10:00 │Tips集